皆さん、こんにちは。
私たちボーイ隊は、9月の3連休(9/17-19)に隊集会『アドベンチャーキャンプ』を行いました。
今回の主な目的はイカダを製作して山中湖を縦断することにあったので、野営地は山中湖の近くにある村営山中湖キャンプ場にしました(本当は日本連盟の聖地・山中野営場にとても行きたかったのですが、指導者研修の開催期間中で使えぬため、一般の野営場となりました)。
9/17(土)野営一日目
朝0645に川口駅前で集合したスカウト達と隊長・T副長は、0709に川口を経ち、赤羽⇒新宿⇒新松田⇒御殿場へと電車を乗り継ぎ、御殿場からバスに乗り、バス停から歩いて1130に野営場に到着しました。標高1,000メートルの場所ということで爽やかな野営場でしたが、長時間の移動でかなりエネルギーを使ってしまったスカウトも多くいました。台風の影響でキャンセルが相次いだらしく、一般のお客さんがあまりいませんでした。
1150 開営式
隊長の話
夏期野営最終日で優秀班を取ったドラゴン班から「優秀班メダル」が返還されました。
進級章授与式
I 隊員に一級章が授与されました。弥栄!
つづいて様々なターゲットバッジに挑戦し取得したスカウト達にバッジを授与しました。弥栄!
1220 昼食
各班毎にお弁当を食べました。
巨大などら焼きを持ってきたY隊員。なぜか撮影拒否(笑)
1300 設営許可 「設営ヲ許可スル。全員カカレ!」
T副長による注意の後、隊長おり設営許可がおり、設営・開拓作業が始まりました!
今回のアドベンチャーキャンプ、班長や次長クラスが夜から参戦することになっていたイーグル・タイガー班は残されたメンバーで設営を行わねばならず、かなり悪戦苦闘の設営となりました…。
現在の当団ボーイ隊では各班2張×4班分=8張テントを設営することになります。
今回、手違いがあってイーグル班とドラゴン班の第二テントのポールを持ってきていないことが判明し、
この二つの班については、スカウトから「アドベンチャーテントを作りたいです」と提案があり、木の幹を利用したいわゆるリンツー(ビバークシェルター)を作ることにしました。
ドラゴン班のリンツー作成の様子(右手前スカウトが新聞紙を持っているのは木の養生の為です)
リーダーはあまり口出しせず見守っていましたが、なかなか立派なものを作り上げており感心しました。
これもひとえに普段なにげなく野営中にリンツーを作って見せているからかと思い聞くと、「そうでしたっけ?あ~確かに!」と、、、。
1600 配給 ⇒炊事
班の中には設営(テントだけでなく立ちかまど製作も)にだいぶ手間取り、炊事がだいぶ遅くなってしまっている班もありました。
火が付かず困っていた班を、隣の班の先輩が助けてあげている光景がありました。アッパレでした!
ちなみにこの日の夕食メニューは、スープ餃子、ポテチサラダ、ご飯でした。
1800 国旗降納
1830 班長会議
1900 班会議
1945 夜間プログラム
第一部 スカウトソングの時間 「年長隊富士野営の歌」
今回の野営のテーマソングは、「年長隊隊富士野営の歌」にしました。
この歌を選んだ理由は、今回私達が野営二日目に挑戦する予定だったイカダによる湖縦断が、日本連盟が富士スカウトを目指すベンチャースカウト対象に開催する非常に名誉あるイベント「富士特別野営」のプログラムの一つに学んだものであり、「年長隊富士野営」とは富士特別野営の前身となっているすごい名誉あるイベントなのです。。
※「富士特別野営」については、2014年に当時の当団ローバー隊長が参加した記録(http://blogs.yahoo.co.jp/bsrs19/38803039.html)や、日本連盟が今年実施した「富士特別野営2016」の動画(https://www.facebook.com/scout.or.jp/posts/1355414707802820)をぜひご覧ください。
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『年長隊富士野営の歌』 中村知作詞作曲(『スカウト歌集』より)
1. 時は真夏ここは標高一千メータ
霊峰天にそびえ五湖その影うつす
この地われらのメッカ憧れの山中湖
水に山に鍛えん年長隊富士野営
2. からまつの樹海黒き火山礫(れき)の
林道行けば鳥の歌うその声静か
アザミ茂る丘にのぼる野営の煙
友よ斧をふるえわれらやぐらを組まん
3. 裾野長く伸びて雄大にして遥か(はるか)
南アルプス連峰かなた雲間にうかぶ
されど狭霧わけば冷雨まじりてめぐる
ここの気象こそはまこと野営の試練
4. ここにつどうわれらすべて一千有余
精鋭そろいきそう天下のスカウト仲間
あした富士を仰ぐゆうべ湖岸に歌い
語りあいし六日永く心にやどらん
(余談ですが、この日ソング指導をする予定だったリーダーがスカウト歌集を忘れてしまったため、慌てて携帯からインターネットで調べたところ、真っ先にヒットしたのが彼が書いた上記の2014年のブログ記事だったそうです。)
第二部 「宇宙船を探せ」
”森のどこかに宇宙船が墜ちたとの連絡が入ったため、母船を探し出して方位角を報告せよ”という指令が出ました。宇宙船を探す際にライトは使えず、スカウト達は観察力を駆使して暗闇の中から発光する宇宙船を見つけ、コンパスで方位角を調べてリーダーに報告しました。実際に歩いてみて最も母船に近い班が勝利、というものでした。
宇宙船捜索中の図、、、、
静かなる母船を見て苦笑するスカウト達の図
なぜか捜索者の方位角をチェックしてくれる小型宇宙船
ウケの良さに気を良くする小型宇宙船
写真奥が母船です(笑)。
2130 スカウト消灯
野営一日目、こんな平和な時間を謳歌していた私達でしたが…
つづく
(ボーイ隊)