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Channel: ボーイスカウト川口第19団―スカウト通信―
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【ボーイ隊】地区合同キャンプ(2) 11/3

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地区キャンプつづき
 
11/3(月)朝0600、隊から朝食用食材の配給が行われました。スカウト達は朝の慌ただしい時間を乗り切るため、すでに早起きをして米を炊いていました。この日の朝のメニューは、スカウトのリクエストを取り入れて石〇のハンバーグでした。朝食用だけでなく、のりや梅干し・昆布等も配給し、お昼用におにぎりかのり弁を朝作っておくよう指示をしました。
 
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そして0730、朝の点検を行いました。「点検30分前!」、「点検15分前!」、「点検10分前!」、「点検5分前!」とカウントダウンのようにリーダーから案内を入れるのですが、まだ新入スカウトも入ったばかりの各班はバタバタと大変そうでした(^_^;)  当団ボーイ隊の「点検」では、伝統的に6つのチェック項目毎に班サイトを見て5段階評価の採点をするようにしており、この時だけは全リーダーが参加して真剣に点検を行います。
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点検後は、全体で朝礼を行いました。良い天気でとても気持ちが良いものでした。
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朝礼後は、雰囲気の良いところへ移動し「スカウツオウン」を行いました。「スカウツオウン」とはスカウツオウンサービスの略で、直訳すれば「スカウトが自ら行う宗教的礼拝」となりますが、礼拝を行う訳ではありません。ボーイスカウト運動においては、スカウトのちかいの一つ目に「神と国とに誠を尽くし」とあるように、全世界のボーイスカウトが信仰心を持つことを”奨励”(強制ではない)しています。そのため、特定の宗教をスカウトにおしつけるというものではなく、個々のスカウトが持つ信仰を深めてもらう、または信仰を持たないスカウトには目に見えぬ世界を信じるということについてヒントを与える時間とでも言った方がいいのかもしれません。
 
この日は、私がチベット旅行で体験した不思議な体験について話をしました。10年前、私はチベットの”カイラス山(仏教で世界の中心とされる須弥山のモデルと言われ、ヒンズー教の最高神や様々な宗教の神々が棲んでいると信じられている聖地です)”を移動キャンプしながら巡礼路を旅したことがあるのですが、帰りにヒッチハイクしたジープに彼らボーイ隊員と同年代の少年僧がおり、その少年がある高僧(偉いお坊さん)の生まれ変わりだと信じられ皆がとても大切にしていたのだという話です。ボーイ隊員達に伝えたのは、日本は宗教心が薄い人が多いけれども、広い世界を見れば敬虔な宗教心を持つ人々が多いこと、特に自然が厳しい土地では多いことなどを話しました。最後に、既に信仰を持つ者は自らの信じる神(仏)に対して、もしくはいるかも知れないそうした目に見えない存在を考えながら一分間の黙とうをしました。
 
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その後は、急遽隊長によるソングの時間となり「愉快なスカウト」を歌った後、T副長によるモーニングゲームを行いました。軍手を使って何やら楽しそうなゲームでした♪
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その後は、隊だけのセレモニーをやり、
・一日目の集合~二日目朝の点検まで の講評と優秀班の表彰、
・進級式
・ターゲットバッジ授与式
・スカウト表彰
を行いました。
 
写真が多いので、抜粋してご紹介します。
 
この写真は、2級章を取ったK隊員です。
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 この写真は、一人黙々と懸命に食後の片づけ作業をしていたN隊員へのスカウト表彰です。
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優秀班には写真の優秀班メダル(仮称)と、ウッドビーズ(仮称。事情あり写真掲載出来ません?!)が贈られました。このメダルは班旗につけますが永久保有は出来ず、次回の講評の時に返却せねばなりません。ウッドビーズは班長が首からぶら下げます。
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セレモニー後は、戸田一団のサイトにお邪魔して見学させて頂きました。写真は野営工作で作られた「立ちかまど」を見学しながら色々質問している様子です。
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毎年4月に班対抗で競う地区の『チャンピオンシップパトローリー』の表彰品である噂の金のペグ三本を見せてくれました。 カッコ良かったです。個人的に欲しいです(笑)
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次は、課業として前回のSST(スカウトスキルトレーニング)で学んだテント設営・撤営技術のおさらいをしながら、点検時のポイントについてリーダーが各班について指導をしました。写真は、戸田一団が見せてくれたジャンボリーテントの床のグランドシートをテント内で干すやり方をした後のものです。
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1030から、交流プログラムということで、地区のボーイ隊員だけでなく、ビーバー・カブのスカウト達も遊びに来るということで、当団ボーイ隊では各班毎にブース(ゲームコーナー)を作ってお迎えすることにしました。
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リーダーサイトも、更に野営工作を増やしてみました。分かりますか?
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これはドラゴン班の「地図記号 神経衰弱」です。当日までネタが浮かばなかった彼らに隊長が親心で提供してくれたゲームでした!
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これは、イーグル班の「あっち向いて方位」です(笑) スカウトスキルトレーニングの時にT副長がやってみせてくれたゲームですね。
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タイガー班の写真はアクシデントでありません(ごめんなさい、デジカメの電池切れで・・・)。
写真は、戸田一団のブースです。火を起こして縄を切るスピードを競うというボーイスカウトらしいゲームに年少隊のスカウト達も楽しそうでした。アッパレでした! 
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写真は、ベンチャースカウトのお兄さんたちがパイオニアリング(丸太や竹などの縛材をロープ・麻縄等で縛り構造物を作る開拓術)で作ってくれた「モンキーブリッジ」で加藤が遊んでいる写真です(なんでスカウトの写真じゃないんですかというのは勘弁ください・・)。とてもよく出来ていたし、うちのボーイ隊員達も楽しんでくれたようでした。夢を与えてくれたベンチャースカウト・指導者たち、アッパレ!でした。うちのボーイ隊でも3月の隊集会『パイオニアリング・アドベンチャー』はぜひすごいものにしたいものです☆
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その後、昼食、撤営、クリーン作戦、全体ワイドゲーム「友情ゲーム」、全体閉会セレモニー、隊のセレモニー(進級式、ターゲットバッジ授与など)を行いました。最後に野営地に感謝の「弥栄」をやり、会場準備・サイト見学等々で大変お世話になった戸田一団さんにお別れの挨拶・感謝の「弥栄」をやり、地区合同キャンプは終わりました。スカウト達はまた班毎に戸田から川口まで元気に自転車で帰りました。 
 
写真はついに1級章を授与されたS隊員です。
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今回の集会は、新入隊員にとって初の野営となりました。本来のスカウトキャンプの理想から言えば、もっと班毎にサイトが隠れるぐらい森深いところで班が独立するのが望ましいですし、枝と麻縄で野営工作などをガンガンやれるような場所が望ましいのですが、それは難しい場所なこともあり、「少しでも雰囲気あるサイトを!」と希望し奥のサイトを頂いて野営を行えたのは良かったと思います。二日共お天気に恵まれ、新入スカウト達も頑張っていましたし、地区の他団の交流を通しての楽しさや刺激もありました。スカウトキャンプらしいことも多少とはいえ出来たので、予想以上に充実した野営であったと思います。また、ただ楽しいだけでなく、個々のスカウトの成長が見られ意義深い集会になったと思います。
 
次回の隊集会は、いよいよ11/23-24で念願のリスケが決まった『新入隊員歓迎ライジングサンハイク』となります。その集会に向け、各班毎に今週末から来週末にかけ班会議が開かれる予定です。
隊長と私は今晩から明朝にかけ、奥多摩の某山へ二回目の下見に行ってまいります・・・
 
以上 
 
(記: ボーイ隊副長 加藤)
 

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