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Channel: ボーイスカウト川口第19団―スカウト通信―
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『富士特別野営2014』参加報告その2

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皆さん、こんばんは!
先週末からついにボーイ隊副長として集会へ本格デビューさせて頂きました加藤です。
元ローバー隊長として、『富士特別野営2014』つづき です!
 
8/15(金)大会二日目 「日本連盟O理事長登場!」
*******************************
0800 朝礼・スカウツオウン・記念撮影 
0830 礼式、国旗儀礼
1030 設営技能(I)
~昼食~
1330 地図
1700 設営技能(I)
~夕食~
1900 ちかいとおきて
*********************************************** 
 
ベンチャースカウト達は上記のスケジュールをこなしていましたが、私は本部の「場外プログラム班」というところに所属していた為、18日から始まる「一泊ハイキング」という壮大な場外イベントの様々な準備の為、設計図を見て必要な長さの丸太やドラム缶を必要な数だけ倉庫から出したり、当日の課題について班の皆さんと打ち合わせをしていました。
 
午後、日本連盟のトップであるO理事長が激励のために来てく下さり、ベンチャースカウト・全スタッフが食堂に集まり、お話を聞きました。スカウト達に力強く、スカウトとしてこうあって欲しいという思いをお話しされていました。私が個人的に強く印象に残ったのは、「君たちは『空白の五マイル』という本を読んだことがあるか?」とスカウトに問いかけたくだりです。この本は早稲田大学探検部のOBである角幡唯介氏が、チベットの奥地に眠るツァンポー渓谷という人跡未踏の谷の探検に超人的な信念を持って挑戦し成功した時のことを書いた本(http://www.shueisha.co.jp/shuppan4syo/22nen/outline01.html)で、私も大好きな本でしたので驚きました。探検・冒険に興味がある皆さんは、ぜひ読んでみて下さい!
 
さらに驚いたのは、O理事長が早稲田大学探検部(※)の部長をされているのを聞いたことでした。探検部の活動内容はとても魅力的なので、正直、「高度な野外活動」として19団ローバー隊かなり参考にさせてもらったんですね(^_^;)  2011年にローバー隊がラフティングを活動の一つとして導入出来たのも、拓殖大学探検部・学習院大学探検部OBや現役部員の皆さんが技術指導してくれたからでした。
 
 ※ 探検部・・・よく大学に設置されているクラブ活動の一つで、文字通り「探検」を目的とする部。
                  大学により活動内容は違うが、夏休みなど長い休みの時に海外遠征(探検)することが多く、
                  普段はケービング(洞窟探検)、ラフティング(ゴムボート川下り)、沢登り、縦走登山、
                  自転車旅行など幅広い活動を行って探検技術を磨くところが多い。
                  探検部出身者で有名なのは、本田勝一(ジャーナリスト)、船戸与一(作家)、高野秀之(作家)などなどで
                  加藤が大きな影響を受けた方ばかりです(私の話ですみません(^_^;))
 
夜は、日本連盟理事であり、日本連盟にこれまで二人しか誕生していない「先達」の称号を持つ杉原 正 先生による「『ちかい』と『おきて』」についての講演という、なかなかありえない貴重な機会でした。六角堂と呼ばれる野営場内の東屋の下に輪になって座り、杉原先達のお話を聞きました。戦前・戦後のスカウティングの歴史や、『ちかい』と『おきて』について、ご高齢とは思えない非常にハキハキとした人を惹きつけるしゃべり方をする方で、私も引き込まれてしまいました。杉原先達はボーイスカウト以外の青少年教育取りまとめのようなこともされておられ、戦後カブ部門の発展に尽力された方だけあり、なるほど確かに人間的な魅力があり人格が香るお方でした。
 
山中野営場内の本部の部屋には、昔の『年長隊富士野営』に参加したリーダーの方々の記念プレートが
ありました・・渋いですね!
イメージ 1
全員で記念撮影です(日本連盟公式Facebookより)
イメージ 2
 
つづく
 
(記: 元ローバー隊長 加藤)
 

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